ボート競技の呼称
ローイング、漕艇(そうてい)、端艇(たんてい)、競漕(きょうそう)とも呼ばれる

ボートの歴史
ローイングは、古代エジプト、ギリシャ、ローマで輸送手段として使われたのが始まりとされている。
スポーツとしては、17世紀から18世紀初頭のイギリスで、1828年に開催されたオックスフォードとケンブリッジの大学対抗ボートレースで始まったと考えられている。
引用:国際オリンピック委員会
レース

ローイングのレースは基本的に2000m。いかに早くゴールラインを通過するかを競う。
国内の主な大会は全日本ローイング選手権大会、全日本大学ローイング選手権大会など。
また日立明三大学レガッタや早慶レガッタ、東商戦など各大学の対校戦もある。
ボートの聖地 戸田

立教大学ボート部が拠点としている戸田ボートコースは直線2400mの1964年東京オリンピックでも使用された日本で最も有名なローイング施設の一つ。
20以上の大学とNTT東日本、明治安田といった実業団が拠点としている。
JR戸田公園駅から徒歩10分。
道具
オール
2本で1セットのスカルオール(約2m80cm)と1本で1セットのスウィープオール(約3m70
cm)の二つの種類がある。
写真はスカルオール。
試乗会では主にスウィープオールを使用します。


進行方向
艇
COX
整調
7番
6番
5番
4番
3番
舳手
2番
・整調(ストローク) クルーのリズムを作っていくリード役となる漕手。
・舳手(バウ) 漕手全体の動きが見えることから、声掛けやオールの乱れを注意する漕手。
種目
ボート競技には2本のオールを使用して艇を進めるスカル種目と1本のオールを使用して艇を進めるスウィープ種目がある。

スカル
スカルはオールを右手と左手に1本ずつ、合わせて2本持って漕ぐ競技。

スウィープ
スウィープは1本のオールを持ち、両サイドに分かれ漕ぐ競技。

8+「エイト」
漕手+COX1人の9人乗りのボート。
花形種目。
スウィープ種目。
全長約17m、重量96㎏以上。
4+「舵手付きフォア」
漕手4人+COX1人の5人乗りのボート。
大学ボートで最も競技人口が多い。
スウィープ種目。
全長約13ⅿ、重量51㎏以上。


4-「舵手なしフォア」
漕手4人乗りのボート。
立教大学はインカレ男子二連覇中。
スウィープ種目。
全長約12ⅿ、重量50㎏以上。
4x+
「舵手付き
クォドルプル」
漕手4人+COX1人の5人乗りのボート。
スカル種目。
全長約13ⅿ、重量53㎏以上。


4x
「舵手なし
クォドルプル」
漕手4人乗りのボート。
エイトの次に速い。
スカル種目。
全長約12ⅿ、重量52㎏以上。
2X「ダブル」
漕手2人乗りのボート。
2人の相性が大切。
スカル種目。
全長約10ⅿ、重量27㎏以上。


2-「ペア」
漕手2人乗りのボート。
最も繊細で技術を要する。
スウィープ種目。
全長約10ⅿ、27㎏以上。
1x「シングル」
1人乗りのボート。
ボート競技唯一の個人種目。
スカル種目。
全長約8ⅿ、重量14㎏以上。
